本のレビュー『たくましい人』①

本のレビュー
rumoさんによる写真ACからの写真

こんにちは。ハルちゃんです。今日はタイトルの通り、ちょっと趣向を変えて本のレビューをしていきたいと思います。
今回テーマにさせていただく著書は、最近私が良く視聴している『きよたん孤独な派遣社員』というYouTubeチャンネルで紹介されているのを拝見して(紹介されていたのは2019年4月の動画になります)実際に読んでみたのがきっかけでテーマにしようと決めました。著書では人の心理や人間社会での生き方について書かれており、とても共感できました。実際に著書を紹介したきよたんさんは、自身の人生において様々な経験、体験を持ち、その中でこちらの著書を読むことで得られるものがあったという主旨のことを動画の中で仰っていました。きよたんさんが動画の中でおすすめする通りAmazonで調べて買ってみました。文庫版の新品で600円くらいでしたが、読んでみて正直、それ以上のリターンを感じました。今回『レビュー』というタイトルを付けてはいますが、正確には私自身が著書を読んで感じたことと、産業カウンセラーという立場での考察及び活かし方といったことを書いていこうかなと思っています。また、結構なボリュームなので回を別けてお伝えしてまいります。今回は初回ということで、プロローグのレビューだけになってしまいました😅
『きよたん孤独な派遣社員』のチャンネルは今年の5月前後に初めて試聴しました。『アラ〇ー独身男性』、『コーヒーが好き』といった私自身との共通点もあり、親近感を持っています。以来動画は毎回観ていますね。

著書と著者について

今回レビューします著書は以下の通りとなります。

『たくましい人 弱い人との違いは何か』
加藤 諦三 著
(株)PHP研究所

著者の加藤諦三氏は作家、社会心理学者、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問等といった立場でご活躍されており、ニッポン放送系ラジオ番組『テレフォン人生相談』のパーソナリティもされております。
また、数々の著書を執筆されております。*著者HPプロフィールより
詳しくは、こちらのリンクをご覧ください➡加藤諦三氏HPへのリンク
合わせて著書の概要についてもリンクを入れておきます➡著書へのリンク(HPより)

著書の内容としましては、人間関係におけるトラブルに関しての本質とその捉え方について展開されています。
それでは、早速レビューの方を進めてまいります♪

プロローグからなかなかのインパクト

プロローグでの初めのフレーズが印象的でした。下記に引用します。

「人の一生はトラブルの連続である」(3項より抜粋)

確かにその通りだと思いました。でも、私自身そのことを意識してこれまでの人生過ごしてきたかと問われると、そこまで考えていなかったと言わざるを得ませんね。このフレーズを目にして、以前何かの本で「仕事は問題解決の連続である」みたいな内容のフレーズが書かれてあるのを思い出しました。そう考えると、「人生は問題解決の連続」でもあるといえますね。サラリーマン等で例えるなら、中堅にもなるとそれ相応の権限と責任を持つ立場につき、複数の人を指揮しながら日々業務を進めていくといったことが多いと思います。そうなれば上司や自身の同僚、そして自身の下の人達といった人間関係で様々な問題が起きることも多いでしょう。もちろん、サラリーマンに限らず日々生きていく中で様々なトラブルは発生して当然といえるでしょう。

こうしたことも踏まえ、人は誰しも生きていること自体がトラブルの連続であるというのはかなり核心を突いているのではないかと思ったのです。
ただ、そのトラブルに対しての受け止め方は千差万別なのは明らかですね。


プロローグでは他にも心に残ったフレーズが多数ありましたがもうひとつ挙げさせていただきます。

「自分が間違ったことをしなくても、トラブルは起きる。」(5項より抜粋)

そうなんですよね~(´;ω;`) いかに細心の気配り、準備、コンセンサスを喫してもトラブルが向こうからやってくるのは殆どのビジネスパーソン及びコミュニティに属している方であれば少なからず体験されているのではないでしょうか。
結局何をしようとも人間関係のトラブルは防ぎようが無いというのは事実ですね。だから「問題解決の連続である」と思うのです。

だからこそ、たくましくなる必要があると思いますし、そうでなければ人間関係に負けてしまいます。著書を通して私はたくましい人というのは人間関係における試練に負けない心を持つ人で且つ誠意の人であると解釈しました。

初回レビューを通して

プロローグだけで結構書いてしまいましたね。量も量なので今回はここまでにいたします。次回はこの先を進めてまいります。できるだけ、スマートに且つ主旨をおさえたものにする必要がありますね。ライティングスキルが問われそうです💦

私自身、産業カウンセラーとしてこちらのブログで色々ご紹介させていただいている身ではありますが、一人のサラリーマンとして普段から諸々の問題を処理することには少なからず心理的な圧力を感じているのが実際です。そして思いました。
「私はまだまだたくましいとはいえないな」
と。
本著書も含め、今後も多くの学習と実践によるトレーニングが重要だと実感しました。産業カウンセラーに求められる資質として、人間的な成長という内容があります。
著書でいう「たくましい人」はこの人間的成長においても重要なファクターであると考えます。従いまして、今後も「たくましい人」を目標に研鑽していきたいと思います。

たくましくなる為にトレーニングするのは当然必須ですが、人は十人十色。ポテンシャルには差があるのは当然です。だからこそ、私はたくましくなる為のサポートとして数々ある心理療法は有効であると考えました。とりわけ『認知行動療法』や『論理療法』は多くの人が実施可能なワークが幾つかあるので上手く活用できるのではないかと思いました。
何か最終回みたいな言い回しになってしまいましたが、今回は①なので、次回②に続きます。

おまけ

何か都内の新型ウイルス感染者数がかなりヤバそうな雰囲気になっていますね(2020.7.11現在)Σ(゚Д゚)
私は6月下旬から電車通勤を再開しています(それまでは車使ってました)。勤め先は郊外なので都心の満員電車という程の混雑ではありませんが、ホーム、エスカレーター、電車内等ではいわゆる「密」が起きています。特に私が乗換時に利用する駅のホームは結構な人でごった返していたりします。率直に申し上げると、ソーシャルディスタンスはどこへやら、といった感じの状況です。
そんなこんなで毎日ドキドキしながら通勤しています。
そして、マスクのし過ぎで耳がちぎれそうなくらい痛くなってきました。最近では紐の面積が広いタイプのものを使用して何とかその痛みを凌いでいる感じですね。
いやはや、困ったものです。
皆様におかれましても、十分にご注意、ご自愛ください。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!

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