ストレスのハナシ2 ~そもそもストレスとは?~

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Beshi-Beshi さんによる写真ACからの写真

こんにちは。ハルちゃんです。
久しく投稿できませんでした。といいますのも昨今、公私ともにすこぶる充実しておりまして、こちらの執筆の時間が思うように確保できず、何だかんだであれよあれよと年末になってしまいました(・・;)
本日は仕事も冬休みに入り、ほんの少し時間ができたのでこうして投稿できるに至りました。
ということで、今後(まあ今までもそんな感じでしたが)は不定期での投稿となりますのであしからず、よろしくお願い申し上げます。

さて、本日は前回『ストレス度表』なるものをご紹介しましたが、今回は、「そもそもストレスとは?」みたいなことをやっていこうと思います。私の記事は結構順序が逆だったりすることが今までもチラホラあったりなんかして読みづらい部分もあるかと思いますが、なにぶんしがないリーマンをやりながら隙間時間での運営となりますので温かい目で見守っていただければ嬉しいです笑

ストレスとは何ぞや?

《フランク さんによる写真ACからの写真》

ストレスについて、厚労省のHPでは以下のように説明しています。

『ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。(厚労省HPより一部抜粋→厚労省HPはこちらから)』

また、厚労省HPでは嫌な事に限らずうれしいことなどもストレスの原因になるという主旨のことが記載されています。これは前回のストレス度表の時にも触れましたように、一見喜ばしいことも刺激のひとつとしてストレス要因になり得るということですね。

さらに詳しくみていくと、ストレスにはその原因となる「ストレッサー」とその反応としての「ストレス反応」といったかたちで現れます。
ストレッサーにはいくつか種類があり、【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳】では以下の3つに分類されています。

物理的ストレッサー
化学的ストレッサー
心理・社会的ストレッサー

ひとつずつみていきましょう。
※以下からは 【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳】 HPを参考及び一部抜粋を織り交ぜつつ進めてまいります。

物理的ストレッサー

暑さ、寒さ、騒音といった刺激を指します。真夏の工事現場や機械装置の音が大きな工場を想像するとわかりやすいかと思います。
今の時季であればとても寒い日が続いていますが、こうした文字通り『物理的な』刺激が正に物理的ストレッサーとなります。

(ちょっと雑談)
余談ですが、ハルちゃんの通勤は徒歩~電車~自転車を駆使して職場へたどり着きます。自転車で職場まで移動する時間帯がちょうど朝7:30前後。しかも土地柄もあり結構な寒さ❄畑の土や葉っぱには凍り付くかのように霜がはりついています。そして、やはり寒いのです!先日(12/28)重ね着8枚で臨みましたがマイナス気温には通用しませんでした💦冷え症の私にはかなりヘビーな環境だったりします。まあ、朝を乗り切れば何てことないのですが毎年この時季は大変です。

化学的ストレッサー

公害物質、薬物等々が該当します。
有機溶剤等を使用する業種ではこうした刺激が少なからず生ずるかと推察されます(局排や保護具こそありますが)。また、タバコによる刺激もこの化学的ストレッサーに当てはまるでしょう。

(またまたちょっと雑談)
タバコの話をして思い出しましたが、今でこそ禁煙や完全分煙は世間では標準となって久しく感じます。しかし、かつてのパブリックの場では今の環境は想像もつかなかったのではないでしょうか。ハルちゃんは昭和生まれなので何となく覚えていますが、30年以上前はタバコに関する制約がゆるかったと思います。特急電車のシートに灰皿があったのは今では考えられませんね。世の中変われば変わるものです。

心理・社会的ストレッサー

人間関係、仕事や家庭の問題等が該当します。一般的にストレスといわれているものの多くはこの心理・社会的ストレッサーだといえるでしょう。


本ブログで今まで何度もお伝えしてきました通り

❝組織、コミュニティで活動している限り、人との関わりは避けられない❞

というのは自明の理といえます。さらに、その関わる人達全てが仲良しこよしであれば何の問題もありませんが、世の中そう甘くなく、実に様々な人達と関わらなければならないのが実情といえるでしょう。そんな中で日々やりくりしていれば多かれ少なかれこの心理・社会的ストレッサーはついてまわるのではないでしょうか。
2015年から企業ではストレスチェック制度が義務付けられています。
2022年4月からは中小企業への「パワハラ防止法」が施行されます。
これらは企業が対象となりますが、それだけビジネスパーソンのメンタルヘルス問題、特に人間関係によるストレス対策が重視されるようになった結果といえるのではないでしょうか。

ストレス反応

ストレス反応について
上記の通り、ストレッサーに対する反応を指します。
【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳】 ではストレス反応を

心理面⇨不安、抑うつ 他
行動面⇨飲酒、喫煙量の増加、ミス 他
身体面⇨動悸、息切れ、胃痛、便秘、下痢、不眠 他

の3つに分類しています。こうしたストレス反応はストレッサーに対するアダプテーションとして生じるものといえます。
これらの症状、状態が続くような場合は注意が必要です。

ストレスの先に

ストレッサーとそれに対するストレス反応。これらの発現は人間、生きていれば誰にでも起こり得るものです。ただ、そこからどれだけリカバリできるかは個人差があります。
ストレッサーとなり得る出来事に対して、一晩寝れば次の日リセットできる人もいれば、2、3日かかるような人もいます。さらには2、3日どころか、延々と苦しみ続ける人もおられます。こうした傾向の人はストレス耐性に脆く、日々の出来事のリカバリができない状態で過ごし続けてしまいがちです。過度なストレス反応が長く続き、それがリカバリできない状態が続いた結果、「メンタルヘルス不調」に発展する恐れがあります。

「メンタルヘルス不調」になる前に

メンタルヘルス対策では、自分で自分を守る「セルフケア」があります。自身のココロの状態を把握しつつ、上記ストレス反応に該当するような症状、状態にあるかどうかを冷静に客観視できることが大切になってきます。その上で、自身の負荷を軽減するための活動ができると良いでしょう。基本的なところでは休養が重要だといえるでしょう。また、ストレッサーとなる事象に晒されないようにする「コーピング」も効果があります。また、自身一人でできることには限界があります。周囲の人(例えば何でも相談できる親友)や産業保健スタッフの援助を求めることが必要な場合もあるでしょう。

*このあたりのメンタルヘルス対策、「セルフケア」を含めた「4つのケア」については次回でご紹介してまいります。

おまけ

《みちみちまん さんによる写真ACからの写真》

今回は以上になります。ホントは4つのケアまで書いて、私の意見も書いてひとつの記事にしたかったのですが、12/30午後4時現在。年内間に合わないな、ということでこんな中途半端な終わり方となりました(´Д⊂グスン
マ、しがないリーマンのブログなんで、焦らず気張らずこれからもマイペースでやっていこうと思っています。

何だかんだで今年もあと1日。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

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