ハルちゃん回顧録①~人生の枝葉の数とライフキャリアを考察する~

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cheetahさんによる写真ACからの写真

こんにちは。ハルちゃんです♪

8月ももう終盤ですね。毎年この時期になると意識しだすのが「全国労働衛生週間」です。準備期間は9月いっぱい。本期間は10月上旬。そして、思い出すのです。。。( ̄▽ ̄)カウンセラーの資格を取ろうと思った時のことを( ̄▽ ̄)
*全国労働衛生週間については簡単な説明もある中災防HPへのリンクを貼っておきます。ご興味のある方はご覧ください。➡中災防HPへのリンク

さて、本日はいつもと趣向を変えて私自身のライフキャリア体験をお話していこうかなと思います。ただし、私は一般のサラリーマンなので、よく言われる成功体験等とは全く違いますのであしからず。いわゆる回顧録ですね笑 ただ、考え方、感じ方ひとつで何気ない日常の出来事でも人生の枝葉を大きく広げるチャンスを秘めているという私自身の体験を回顧録を通してお伝えできたらいいなと思ったのです。なので、人生で行き詰まりを抱えている方や更なる張り合いを求めているような方へのエールになればいいかな、と思って書きました。20代の頃の体験から、色々とやっていく中で、何でカウンセラーになろうと思ったか、といったお話をしていきたいと思います。結構長くなりそうなので、回を別けて進めてまいります。今回は20代前半から後半にかけての仕事を通したお話をしたいと思います。

仕事だけに明けくれた20代前半~中半

私は今の勤め先に新卒で入社し、長らく働いています。第1種衛生管理者の資格を取得したのはまだ若手といわれた20代前半の頃で、労働衛生の業務と通常の担当業務を並行して従事していました。当時は通常の担当業務が非常に忙しく、連日残業、休出することもありましたね。忙しいことは大変良いこととはいえ、今振り返ってみると結構キツかったなと思っています。一方、私生活はというと、休日は結構ダラダラ過ごしていました💦今思うと大変もったいことをしたと思う限りです😭研修等で色々知識を得ることはありましたが、自分から積極的に何かを学ぶ姿勢があまりなかった時期でもありました。

学ぶことに目覚めはじめた?!20代後半

結構パーッとしないライフスタイルに私自身もマンネリやいら立ちを感じていたものの、なかなか行動に踏み切れないのと何をしたらいいのか、何がしたいのかが整理できていなかったのですが、ひょんなことからそれがガラっと変わっていくのでした。ここからはそんなお話で進めてまいります。

転機はとある研修

ある日、当時の上司から研修の業務指示が通達されました。ちょうど28歳に差し掛かった頃のことです。地方にある支社での凡そ3ヶ月に及ぶ研修により新たな業務スキルを学ぶこと、それに加えて毎週課題図書を渡され、1週間で読後感をまとめるといった内容でした。研修ではこれまでに全く経験したことのない分野を一から覚えなくてはならず、しかも折々で理解しているかどうかテストされたりなんかするハードな研修でした。支社とはいえ慣れない環境の中での日常はまるで新入社員に戻ったような心持ちになったのを覚えています。さらに、某資格試験にも挑戦するように言われこちらの試験勉強にも取り組む必要があり、覚えること勉強することが満載の期間でした。
とはいえ、ここでの経験がその後の私自身の行動指針を大きく変えたことは間違いないと今でも感じています。それだけこの研修では得るものが大きかったからです。
はじめての分野での業務を習得できたことへの自信もさることながら、毎週200ページ又はそれ以上の活字(主にビジネス、自己啓発書)を読んでそれをまとめるという作業を3ヶ月間行ったことは私自身の飛躍的なレベルアップに繋がったと思っています。
赴任が4月末で7月末に元の職場に帰ってきました。
ここから私のライフキャリアが本格的に変っていくのです!

【研修時の余談あれこれ✨】
私は元々首都圏で育ち住み続けていたため、地方という生活環境の変化に序盤ではかなりのショックを受けました。私が赴任した土地は栃木県某所になるのですが、何にショックを受けたかといいますと、

・スーパー等のお店が午後8時くらいには閉まってしまう(当時のお話です。今はわかりません)
・ドトールやタリーズといったカフェが近くに無い(←あくまで私がいたエリアで、当時のお話です。かろうじてマックはありました)
・夜が驚くほど真っ暗&静か
・鉄道の待ち時間が想像を超えて長く、首都圏暮らしの時間感覚が全く通用しない
・車が無いとどこにも行けない

他にも細かい点色々ありますが主なところはこんな感じですね。
住み慣れた土地とは真逆の環境に初めは本気で拒絶反応が起きましたね😅唯一救いだったのが赴任期間が4月末~7月末という日照時間が長い時期だったことですね。私は冷え性なので寒い時期の栃木県はキツイですね😅*ところがその後寒~い季節に再びこの土地を訪れることになるのです(詳しくは後ほど)。
しかし人間慣れてくるもので、1ヶ月経つ頃にはその環境を楽しめるようになっていました。6月くらいになると、夜にはどこからともなくカエル君達の鳴き声が聞こえてくる(住んでいる部屋で)こともあり、元々自然と触れ合うことが好きな私には心地良く感じました。また、温泉があちこちにあり、週に一度は必ず入りに行ってました♨また、とても美味しいラーメン屋も見つけ、これまた週一で通っていましたね🍜職場の人達からも大変お世話になり、何だかんだで楽しいことも盛り沢山だった赴任期間。研修最後の日はちょっと「寂しいな」と思ったのでした。

人事異動で新たな挑戦

さて、栃木県での研修から帰還後はそれまで従事してきた業務に数ヶ月携わっていましたが、そんなある日、人事異動の辞令を受けます。異動先自体はこれまでの業務とかなり密接した職場であったのですが、私が命を受けたのはこれまで従事してきた職場の業務に新たな仕組みを導入することでした。つまり、ゼロから新しいものを構築するという極めて壮大な仕事内容だったのです。これに私はただならぬモチベーションを感じ、没頭しました。実際にこの仕事に従事したのは2年間だったのですが、純粋に「仕事が楽しい」と思っていましたね。労働衛生の業務でも担当の幅が増え、選任の衛生管理者となり責任も増えたことにより更なるやりがいを感じていました。
さて、私生活はどうかと申しますと、栃木県の研修以来、とにかく本を求めるようになりました。平日の通勤時間はもちろんのこと、休日もメリハリをつけて読書や勉強に取り組む生活スタイルに変容していました。カフェが❝読書、勉強をする空間❞となり(カフェの人に怒られそう💦)、より一層カフェに行くのが楽しくなりました♪自身に有益であると思った資格試験にも次々と挑戦し、QC検定2級もこの頃取得しています。
私はスティーブン・R・コヴィー 著の「7つの習慣」という著書に出会い、以来その内容を参考に年間、月間、週間目標というのを自分流で作って運用しているのですが、❝ここの期間でこの本を読破する❞❝ここの期間でこの資格を取得する❞といった目標を立てて仕事も私生活も過ごしています。これがなかなか便利で、ちょっとしたアップデートこそしていますが、基本同じフォーマットで現在も使用し続けているのです😀


【再び栃木県の支社に行った時の話】
上記人事異動後に研修でお世話になった栃木県の支社を❝応援❞で2度ほど訪れていました。1度目はまだ冬場の寒い時期、2度目もやはりまだまだ寒い時期。そう、忘れもしない、2011年3月11日のことでした。午後2時45分頃だったでしょうか。グラグラ揺れ始めて最初は無視していましたが、やがてその揺れは無視できないほど大きなものとなり、❝生まれて一度も経験したことのない❞大地震に遭遇したのです。この時は1泊2日の応援だったのですが、私がいたエリアはその夜ほぼ全てが停電、コンビニ等のお店も機能を失っていたうえ、宿泊予定のホテルにも入れず、関東圏に電話連絡しようとしても繋がらず、不安な夜を過ごしました。鉄道も当然機能しておらず、翌日に❝帰れるのか?!❞という焦りがありましたが、幸い支社の中でたまたま関東に車を出す予定の人がいたので便乗して(道中危険要素こそありましたが)無事帰ることができました。この機を逃していたら数日は身動きが取れなかったでしょうね。今思い出してもかなり衝撃的な体験でした。

まとめ

本日はこんなところとなりますが、いかがでしたでしょうか。ただただ平凡に過ごしていただけの日常が❝研修をきっかけ❞にガラリと変わった事例となりましたが、同じプロセスでも捉え方ひとつで結果は変わってくると思うのです。もし、研修やその他諸々の業務や課題を❝こなせばいいんでしょ❞みたいなスタンスで取り組んでいたらそこからの進歩や発展はなかったと思うのです。私の場合は当時とにかくかなり必死だったので、雑念がまるで無く、純粋にとけこむことができたと思っています。
また、勉強して知識やノウハウを得れば得るほど現時点での自分のレベルが浮き彫りになることもわかりました。向上する意思があれば❝ある知識を学びました。そしたらそこから派生して今度はさらにレベルアップした知識を得る必要が出てきました❞といったように学び続けるきっかけは尽きないのではないかと思うのです。だから自己研鑽にはゴールが無いのではと思いました。冒頭で申し上げた、❝人生の枝葉が広がるチャンスを秘めている❞という内容はそういう意味でもあります。
もちろん、勉強するだけではなく、その後のアウトプットも重要なのは当然です

さて、この後も様々な経験をして、とある年の「全国労働衛生週間」を迎え、産業カウンセラーのお話へと続いていくのですが、そのお話はまた次回にゆっくりとしたいと思います。

おまけ

今回私自身のライフキャリアというテーマで書くことにしましたが、色々思い出しながら❝そういえばこんなこともあったな❞なんてホントに「懐古」に浸りながら書き進めていました。現在の私の生きがいのひとつである❝カフェ❞や❝食道楽❞といった趣味もこの頃の経験がきっかけでした。
栃木県の研修時代に訪れたラーメン屋や食堂にまた行きたいなぁと思ったりするのでした😀

8月ももう終わりますね。私はやっぱり夏が終わっていく感覚がとても寂しいと思うのです。4月頃の鮮やかな新緑が深~い緑になり、さらに木の葉っぱが落ち始めています。こうして厳しい冬がやってくるのですね。冬は緑が少ないからとても寂しいのです。といったようにセンチメンタルな気分になりつつも、早速今夜❝秋限定❞の缶ビールを開けて新鮮な秋刀魚を食べようとワクワクしている自分がいたりします笑

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします🌟

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