本のレビュー『たくましい人』③

本のレビュー
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こんにちは。ハルちゃんです。
今回も本のレビューになります。Part3ですね。


著書は

『たくましい人 弱い人との違いは何か』
加藤 諦三 著
(株)PHP研究所

です。

前回申し上げました通り、本著書はポイントとなる項目が盛り沢山あります。その中から私の方で特に印象に残った部分を絞りに絞ってピックアップし、考察をお伝えしてまいります。今回と、あともう1回を予定しています。
また、今回は前段では結構インパクトの強い内容をお伝えしています。苦手な方はご注意下さいませ。そして後半では、個人的に私が人生においてのバイブルとしている『論理療法』を提唱したアルバート・エリスが登場します!私の体験談も交えてお伝えしていきたいなと思います( ̄^ ̄)ゞ

無理、していませんか? 自身の適切な役割を整理しよう!

昨今では新型ウイルスの影響もあり、テレワークや時短勤務といったいわゆる『働き方』に様々な変化がみられていますね。とはいえ、欧米と比較してその普及率は高いものではないとも言われています。
また、新型ウイルスで事業が継続できなくなった業種、利益が大きく下がってしまった業種がある一方でとてつもない激務をこなす必要に迫られた方々も多く存在します。医療現場や輸送関連等がその代表といえるでしょう。

さて、厚生労働省では毎年「過労死等の労災補償状況」というのを発表しています。
(詳細はこちらのリンクから➡厚生労働省の2019年度過労死等の労災補償状況へのリンク)
詳しくはリンク先をご覧いただければと思いますが、ザックリお話します。
脳・心臓疾患及び精神障害の労災補償状況をみますと、その請求件数は年々増加の一途を辿っています。つまり、日本の労働状況はまだまだ改善の余地が大いにあると考えらるでしょう。

今回初めにご紹介する内容はそんな日本における労働状況や、働き方を今一度考えさせらると思いました。
個人的になかなかのインパクトを感じました。以下に引用します。

「ずうずうしい人は、あまり働かないで給料だけは沢山もらって、過労死をする人の陰でほくそ笑んでいるのである。」(182頁より抜粋)

こんな人がもし、自身の身近にいたらかなり嫌ですよねΣ(゚Д゚)
万一、仕事やその他の生活活動において精神的、身体的に支障をきたす程の負荷を感じているのであれば一度、自身の果たすべき役割を整理してみると良いでしょう。責任感の強い方等が陥りがちと言われているのが、他者がやるべきことを自身のキャパシティを超えて引き受けてしまい、潰されてしまうというものです。しかも、それを無意識にやっていたとしたらかなり危険だと思います。だから、今一度「無理してないかな」と意識を向けてみることは非常に大事なことだと思うのです。さらに、家族や親しい友人等に話して別の視点から意見をもらうことも有効でしょう。
無理をして、潰されてしまった自身は当然大変ですが、自身のことを大切に思ってくれている人も巻き込んでしまいかねません。
そうならない為にも、自身の役割を定期的にでも考えることは必要ですね。

捉え方で結果が変わる!

続きまして、今度は話がガラっと変わりますが、普段多くの人と接していると様々な問題が発生し得るというのは折々でお伝えしていますね。ここではその問題が発生した際における物事の捉え方に焦点を当てた内容になります。
物事の解釈は人それぞれ違い、その先のアクション、結果に大きな影響を及ぼします。
以下に引用する内容は正にそのことに通じると思います。

「『私たちの心をかき乱すのは、事件そのものではなく、その事件に対する私たちの判断である』。これはアルバート・エリス(Albert Ellis)の❝Anger❞(Citadel Press,1977)という本の冒頭に書いてある言葉である。」(218頁より抜粋)

アルバート・エリスは論理療法を提唱した臨床心理学者です。論理療法についての詳細はまた別の記事でお伝えしますが、事実に対する私達の捉え方次第でその後の心の在り方は如何様にも変容が可能となります。
例えば、
「後輩に挨拶したのに返事がなかった」
といったシチュエーションにおいてどう感じるか、等は好例?かなと思います。
この時
「目上の人への礼儀は徹底するべきだ」
なんて思っている人はいい気分がしないことでしょう。
しかし、
「考え事していてうっかりこちらに気付かないこともあるだろう」
と思う人はノーダメージでしょう。このように起きた事象に対する姿勢について考えることも大切だと思います。

ハルちゃん体験談 携帯電話の音

今回、前段が結構暗い感じの内容になってしまったということもあり、ここでは今ご紹介しました「捉え方」にまつわる私のちょっとした体験をお伝えしたいと思います♪

皆さん、鉄道に乗車中に他の乗客の携帯電話等の音が大きく鳴り響いていたらどのように感じますか?
私はあまり良く感じません。ましてや、通話などはじめようものなら少なからず不快に思います。
ところが先日、仕事帰りの電車の中で携帯電話の着信音が大きく鳴り響いた時にはさすがに不快にはなりませんでした。なぜなら、その着信音がかつてよく観ていた映画「ビバリーヒルズコップ」で流れている曲だったからです。不快どころかちょっと楽しいキブンになりましたね。これこそ「捉え方」「事象に対する判断」だなと思いました。もちろん、パブリックな場所におけるエチケットは大切ですし、守って然るべきものであると考えています。とはいえこの時ばかりは懐かしさに浸ってしまいましたね笑
多分、全く別な着信音だったら「けしからん!」とか思ったかもしれませんね。この体験のように世の中のあらゆる嫌な出来事を楽しく解釈できたら幸せだろうなぁと思ってしまいました。マ、世の中そんなに甘くはないですが😅

おまけ

今回は以上になります。
何かいつもこの締めのところで新型ウィルスの話ばっかりしているのでたまには違うこと言いますね笑
皆さんキャッシュレスどうですか?私は昨年初めてPayPayを使い始め、今では各種ポイントも駆使して色々充実していますヨ。ただ、PayPayのようなQR決済は使えないお店も結構多いように見受けられます。そんな、とあるお店での1コマ

私「auPay 使えますか?」
店員「ウチ、やってないんですよね💢」
みたいな感じのやり取りが今まで数回ありました(レジの横に使えるキャッシュレス一覧みたいなのはあるのですが、それが判りにくい場合もあるのです)。こんな事例はホントに数える程度ですし、多くのお店は丁寧に対応してくれます。ただ、ホント時々なんですが、こんな風に怒られる(俗にいう逆ギレですね)ことがあるのです。ビックカメラみたいに多様な決済に対応できるお店がもっと増えるといいな、と思う今日この頃です。
あともうひとつ。

私「PASMOで支払います」
店員「(大声で)Suicaですね!」
私「(PASMOなんだけどな。。。。。。)」
これは謎なんですよね!もしや、電子マネーのこと全部Suicaと呼んでいるのかな?こちらの店員さんは。。。謎です笑

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました😊それでは💫

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